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 4月24日夜、ぴこ宅にてスタンダードのフリープレイが行われた。参加人数が3人の小規模フリープレイだが、交流を広げるというという名目のもと、フリープレイらしからぬ真剣な試合が展開された。その一部であるが、炬燵を囲んでという異例な環境の元に行われた一戦をお届けしよう。

 まずはプレイヤーの紹介である。どちらも聞きなれない名前だが、MTGに対する熱意は本物である。

 一人目は眼鏡の男、ぴこだ。
普段はスタンダードに興味を示さない彼であるが、今回はこのカバレッジのライターであるキヨアキからデッキを押し付けられ、重い腰をあげた。
幼少時からリアニメートを愛してやまないその大胆なプレイスタイルはどのように花開くのであろか。多いに期待できる懐古プレイヤーである。

 そして対するは兵庫からの刺客、ポストぴこと呼び声高い、高橋優太…似のAGO!である。
記憶に新しい2009年春、GP神戸に足を運び、雑誌でしか目にできなかった数々のプロプレイヤー達を目にし、憧れの心からMTGを再びプレイ。やる気に溢れている新参プレイヤーである。
果たして、一見不利とも見える古参picoとのマッチアップをどのように盛り上げてくれるのであろうか。

第1ゲーム

炬燵の上にダイスが舞う。先に振ったAGO!は6、ぴこは12。静かにぴこは先行を宣言した。マリガンはお互いに無し。滞りなくゲームは始った。

 ぴこは《ジャングルの祭壇》をセット、返しにAGO!は《山》、2ターン目にぴこは《平地》から《前兆の壁》、AGO!は《島》から《先読み》をお互いキャストし、手札を肥やす。お互いにコントロールらしい静かなスタートを切った。

100425.jpg

 3ターン目でAGO!が動く。ぴこの《ジャングルの祭壇》からのゴーに対し、AGO!は《竜髑髏の山頂》をアンタップインし、《紅蓮術師の昇天》を場に落とす。ここでAGO!のデッキは普通のグリクシスコントロールではなく、条件を満たせば多大なアドバンテージを生みだす《紅蓮術師の昇天》を軸に添えた昇天コントロールであることが判明した。AGO!にターンを返され自分のターンを迎えたぴこは、珍しく長考する。

 このまま相手を自由に動かしては《紅蓮術師の昇天》に触れられないぴこの赤白GAPPOに勝機は無い。幸い相手の土地からはカウンター可能になる2マナは発生できない。ぴこは《復讐のアジャニ》をキャストし、AGO!の《島》を縛り、相手の足を断つ。

 《復讐のアジャニ》によってマナの自由を奪われたAGO!はドロー後、渋い顔を浮かべ、そのままターンを返す。「ここでアジャニかぁ…。」AGO!の悲痛な呟きをよそに、ぴこは二枚目の《乾燥台地》をセット、追加の《前兆の壁》でドローを進め、アジャニで土地を縛り続けた。エンド宣言の前にAGO!は《復讐のアジャニ》に《稲妻》を打ち込み、忠誠度を3まで減らす。

 気合いの入れてドローするAGO!。しかし土地は引けずそのままターンを返す。ターンエンドに《乾燥大地》を2枚起動したぴこは、ターンを迎えたのちしばらく考えた後、何もできないAGO!を執拗に攻め立てるため、8マナフルタップから全力の《軍部政変》を打ち込む。一気に窮地に立たされたAGO!。返しに苦し紛れの《噴出の稲妻》を《復讐のアジャニ》に打ち込む。…そう、苦し紛れに見えたのだ。

 ここで試合が大きく動く。ドローには恵まれず追加の土地こそおけなかったものの、AGO!は手札に温存していた《地震》をX=2で打ちこんだのだ!トークンが流れ、アジャニが墓地に沈む…絶望的に見えた場がたった一枚のカードで整えられた。しかしぴこも引き下がらない。返しのターンに二枚目の《復讐のアジャニ》を場に出し、AGO!がマナを増やすことを許さない。さらに《殉教者の目》、《平地》と展開し、ターンを返した。

 AGO!のドロー。美しいプレイングにデッキが呼応し、待望の《島》を引きこむ。ここぞとばかりに2枚目の《紅蓮術師の昇天》、さらに、墓地にすでに同名のカードが存在する《先読み》をキャストする。とうとう《紅蓮術師の昇天》の上に数が刻まれた。これ以上好きにさせてはいけない。ぴこも動く。…しかしデッキは呼応しない。《司令官の頌歌》を2回マルチキッカーコストを支払い2枚の《前兆の壁》を場に戻し、デッキを掘る。その後、《巡礼者の目》でアタック。しかし相手のライフはいまだに16であった。こうなると残された道は、AGO!の《紅蓮術師の昇天》が昇天しないことを祈るのみである。

 その願いもむなしく《稲妻》によって、《紅蓮術師の昇天》が動きだした…。《予言》が3マナ6ドローをもたらす。

 ぴこの《前兆の壁》による最後の望みは願わず、AGO!が速やかにゲームを終わらせた…。

AGO! 1-0 ぴこ

ぴこ「もう疲れた…。」

第2ゲーム

 サイドボードはお互いに0枚。ただ用意していないだけだが、その姿勢でさえ状況を加熱する。いつの間にか炬燵は止められていた。

 ぴこの先手で始まった試合は第1ゲームをなぞらえるようにスムーズな運びを見せる。お互いに3ターンを終えた段階で、ぴこの場は《平地》2枚、《山》、《永遠溢れの杯》、《前兆の壁》、AGO!の場は《崩れゆく死滅都市》、《水没した地下墓地》2枚、《紅蓮術師の昇天》。

6fd9b6eb.jpg 第4ターン。《平地》セットから、ぴこの場に《悪斬の天使》が舞い降りる。AGO!は《思案》を経由した後、《終止》を《悪斬の天使》に。ぴこの墓地には《司令官の頌歌》から釣りあげられる強力なクリーチャーが、AGO!の墓地には《紅蓮術師の昇天》が昇天するための素材がそれぞれ備えられた。

 その後、ぴこは大きな二択を迫られる。手札には《警備隊長》と《司令官の頌歌》。《紅蓮術師の昇天》が場に出ている以上、クロックは早めなくてはならない。しかし、《稲妻》で沈むタフネス3で《警備隊長》をキャストするのはいかがなものか…。ぴこは《司令官の頌歌》を投下し、《悪斬の天使》に再び翼を与えた。

 しかし、その選択は裏目に出たのであった…。AGO!は二枚目の《終止》を《悪斬の天使》に、さらに《予言》をプレイ。《崩れゆく死滅都市》を場に出したころには、紅蓮術師は昇天していたのであった。

 ぴこは失敗したと思いながらも、最後のチャンスを求め《警備隊長》からAGO!のライフを攻めにかかる。しかし、返しにAGO!は《先読み》から4ドロー、さらに《荒廃稲妻》でぴこの手札を空にし、《稲妻》で《警備隊長》を捌き、勝ちを決定的にしたのであった。

 ぴこのクリーチャー達の決死のアタックもむなしく、《噴出の稲妻》、《稲妻》によってぴこのライフは空になった。

AGO! 2-0 ぴこ

…調子に乗って書いてしまいましたw一文を長く書きすぎなのかなぁ…。もっとうまく書ければいいのに!
心優しい方は感想聞かせてくださいね~。それなりに頑張って書いたのでw

次回は…あるのか?ww

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